13 Jan 2010

New Media Art Infrastructure of possibilities : Louis Vuitton New Year's Countdown Facade


 もう昨年の話なんだけど(って書くとすごく古い話みたい)、2009年大晦日の夜に表参道を歩いてて、イルミネーションはもう見慣れてたし興味もなかったんだけど、Louis Vittonがファサードのディスプレーを大きく変える作業をしていて、すごく興味深かったからちょっと立ち止まって見てた。いつもはほとんど白のLEDで照らしているファサードを青に変えていたから、綺麗だなーって感じだけど、ここまで出来るならもっと表参道を歩く人たちとインタラクティブなものを作ればいいのに、なんてのも思いながら帰ってしまったんだけど、最近になってこの記事を見たら、カウントダウンですごい映像を映し出したみたいで、見とけばよかった!なんてちょっと悔しかったり。

 ただ、今回の試みって見せる相手としてもすごくコア(今回だとLouis vittonのVIP)なところになってくるし、規模としてもいいかもしれないんだけど、今回の成功がなにを生むかと言うと、例えば次のコレクションの立ち上がりとか大きい話題を作るときって、もっといろんなことが出来る可能性が広がったと思う。その上で、もちろんLouis vittonは、村上とずっと前から手を組んでいるという強さも含めて、彼やカイカイキキ自体も映像作品に最近すごく力をいれているのだから、その新しい発表の場だったり、これは非常に難しいのかもしれないけど、村上のようないわゆる現代アーティストともっと新しいメディアアーティストとLouis vittonという3者のコラボレーションとして、インタラクティブなものも作れるよね。それこそ表参道は一般通行者も多いし、マッチポイントとしての価値も高いと思うし。

 自分で言っている事がぐちゃぐちゃになってきてるけど、この試みは今後のLouis vittonが行う戦略の中でも新しい糸口になるんじゃないのかな、って思ったということ。そして、12月の頭ごろからやっていたDiorの赤いファサードとは同じように見えて全く違う可能性があるということ。そんなことを思ったりしながら、やぱっりなにか新しいことをやりたいな!と。




(Louis Vuitton Omotesando, 2009.12.31)


(Louis Vuitton Omotesando, 2009.12.31)


(Christian Dior, 2009.11, Image by:Dior)

ルイ・ヴィトン表参道店がブルーに輝いた夜
http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_12131/
「ダミエ・アズール」新モデルの発売を記念したイベントを開催!
http://www.elle.co.jp/fashion/pick/lv1226

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