27 Jan 2009

New era? Its time to Digital Native


sorry, today's entry is only Japanese, because of long and private opinion. this entry is about "digital native".

 以前のエントリーであった、”新時代人類”についての話を少し。今年の成人式からいよいよ平成世代の人たちが成人をしたわけで、別に彼らについて批判をする訳ではないんだけど、少々怖いかなと。と言うのも、昭和を経験してないから直接的に「昭和を知らない世代」ということかは、わからないけれども、以前にTVでやっていた調査では、ほとんどが第2次世界大戦についてというか、終戦日すらわからなかった、のだと。もしかしたら自分たちの世代も、同じような結果が出てしまうかもしれないけど、なにが問題なのか。俗にいう「ゆとり産物」だからなのだろうか。過去の戦争に固執するべきではない、しかし、現代史を知らないということは、いかに危険なんだろうか。

 だけど、自分としては期待も大きい。それは、彼らがデジタルネイティブとして。現在の形の原型であるARPANETの登場は1960年代であるものの、インターネット網が商用として使用され始めたのが、彼らが生まれた1988年。そして、WWWがデビューしたのが1991年以降、急激に発展し、現在に至っているわけで、携帯電話においても、70年の大阪万博で国内には入ってきていたという言説もあるものの、日本において世界初の実用化をしたのが1979年。90年代には、本格普及が進んでいた。

 そんな彼らと、昭和世代に生きる人たちとでは、コミュニケーション形態が全く持って違うのは、誰でもが予想出来る。しかし、それを頭では理解しているものの、本質は理解していない。これは、言葉では表すことは出来ないし、否定される意見だとは思うけど、実際にその環境で育っている世代の感覚を理解は出来る訳がない。

 だからこそ、本当に平成世代というのは異次元の世代であると思うし、それは否定的に捉えるのではなく、期待したいし、彼らを少しでも知り、うまく利用しない限りは、なにをやるにしても難しくなりそうじゃないかな。

 この話の流れから、少し違う角度から話をすると、前に某L社の元社長のblogで書いてあった話だけど、バラク・オバマ米大統領が当選した理由として、もちろんアフリカ系がマイノリティではなくなったということもあるのだとは思うのだけど、それと同等(それ以上?)の理由としてこの図を見るとわかるように40歳以下の人口が多い。


 逆に、日本は40歳以上の人口が圧倒的。だから、40歳以下の議員は少ないし、40歳以下の首相誕生はない、ということ。これじゃあ、この国は厳しい。

(photo at newcastle in UK, 2007)

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